January 22, 2008

2007年年間ベスト [ライトノベル部門編]

引き続き2007年の年間ベストコーナーのライトノベル部門。しつこいようだけど、あくまでも「2007年に出た本」ではなく「2007年に読んだ本」が対象なので旧作混じりだけどご容赦を。

●復活の地 I・II・III [小川一水]
●"文学少女"と慟哭の巡礼者 [野村美月]
●図書館革命 [有川浩]
●戦う司書と荒縄の姫君 [山形石雄]
●<骨牌使い>の鏡 I・II・III [五代ゆう]

復活の地 1 (ハヤカワ文庫 JA) 復活の地 2 (ハヤカワ文庫 JA) 復活の地〈3〉 (ハヤカワ文庫JA)

“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫 の 2-6-5) 図書館革命 戦う司書と荒縄の姫君 (集英社スーパーダッシュ文庫 や 1-6)

“骨牌使い(フォーチュン・テラー)”の鏡〈1〉 (富士見ファンタジア文庫) “骨牌使い(フォーチュン・テラー)”の鏡〈2〉 (富士見ファンタジア文庫) (骨牌使い)の鏡 (3) (富士見ファンタジア文庫)


えーと、ゴメンなさい。恥ずかしいぐらいありがちなラインナップで我ながらショック。いかに新規開拓が出来ていないかということですな。ある程度巻数を重ねた、評価の定着した作品ばかり読んでいるとこういうことになる。地雷をいとわず何でも読む雑食性を身につけないと掘り出し物に出会うチャンスは減る一方なんだろうなあ。古本頼りの新刊補充体制も見直す必要ありかと。

では、いちおう各作品についての補足コメントをば。
『復活の地』は架空世界を舞台にした震災復興シミュレーション小説。なかなかこんなに格好のいい国家公務員(上級職)のお話は読めない。小川一水はホントに出す度に上手くなっているのでこれからが楽しみ。『第六大陸』も早く読まなくては。
2007年のラノベ界を代表する作品となった"文学少女"シリーズからはあえて一冊「慟哭の巡礼者」をプッシュしたい。このシリーズがどんな決着を迎えるのか。なんだか終わって欲しくないような気もするけど、先輩エンド以外認めないのでそのつもりで(笑)。
『図書館革命』は祝★完結ってことで。面白さは文句なしなのだけど、作者的にここしばらく恋愛小説モードの割合が高まっているように思えていて、あまりそっち方面の需要が無い読み手としては悩ましいところ。もっとエスエフっぽい話を書いて欲しいのだけど。
「戦う司書」シリーズからは、ノロティちゃんのために第一部完結編ともいえる『戦う司書と荒縄の姫君』を推したい。この作者の思いきりの良さには毎回感服。第二部に入って、この先どう落とし前をつけるのに注目したい。そろそろ映像化してもいいんじゃないかな?
最後はちょっと前の作品ながら国産ハイファンタジーの傑作『<骨牌使い>の鏡』を。もともとは2000年に刊行されたお話。ちょっと書店では見かけないかもしれないけど、古本屋で見かけたら速攻確保をオススメしたい。

次回は[一般小説部門]。明日か、明後日にはアップ出来る見込み。

⇒去年の結果はこちら。一昨年の結果はこちら

投稿者 nununi : January 22, 2008 11:07 PM
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