March 14, 2008

[感想]聖女の島/荊の城/ミミズクと夜の王

●聖女の島 [皆川博子]
●荊の城 上・下 [サラ・ウォーターズ]
●ミミズクと夜の王 [紅玉いづき]

二月下旬から三月上旬にかけて読んだ本。『ミミズクと夜の王』はなかなかの良作。第二作も出ているようだけど、全然別の話なのかな。この作家を、これからどっちの方面に伸ばしていくつもりなのかが気にかかる。
『荊の城』は問答無用のノンストップ徹夜必至本。前作の『半身』同様にヴィクトリア朝時代のイギリスが舞台となっているものの、『半身』が上流階級の世界にスポット当てた作品であるのに対して、こちらは最貧の下級階層、暗黒街に生きる人々をメインにした作品となっている。後先考えずにガンガン突っ走っていってしまう17歳のヒロイン(女掏摸)の魅力に痺れて欲しい。ものすごい特技を隠し持った、サブヒロインの個性も凄いぞ。

投稿者 nununi : March 14, 2008 11:36 PM
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