March 21, 2008

[感想]凶手/林真紅郎と五つの謎/沈黙

●凶手 [アンドリュー・ヴァクス]
●林真紅郎と五つの謎 [乾くるみ]
●沈黙 [古川日出男]

三月上旬に読んだ本。
古川日出男の『沈黙』は相変わらずの怪作で、いちおう帯ではミステリーって書いてあるけど、ファンタジーでもあり、エスエフでもあり、幻想小説でもあり正直ジャンル分類不可能っぽい。誰々の●●みたいな話、って例えがこれほどしにくい作家も珍しいだろうな。初期作品なので、まだまだ荒いんだけど、古川ワールドの吸引力がものすごい。下手な作家に書かせると、ヒロインは単なる痛い子で終わっちゃいそうなのが、そうならないところが古川マジック。

投稿者 nununi : 10:25 PM | コメント (0)