2000年2月

ま、ほどほどでしょうか。仕事が忙しかったわりにはよく読めた方かも。
あんまりこのごろミステリ読んでないのでちと渇望気味。

書籍名
作家名
出版社
価格
コメント
お薦め度
はたらくおねえさんの
制服ずかん
ナカタニD. メディア
ファクトリー
\1,400
制服のセレクションが既にマニアック。
★★
この光と闇 服部まゆみ 角川書店
\1,500
佳作だけでいつも外さない。
★★★☆
ジャンヌダルク超異端の聖女 竹下節子 講談社
\680
こういうアプローチも面白い。
★★★
会津士魂 九
二本松少年隊
早乙女貢 集英社
\686
いつもながらこの作家にかかると薩長は外道扱いです。
★★☆
豹頭王の誕生
グインサーガ70
栗本薫 早川書房
\520
ここんとこすごいペース早いぞ。
★★★
アカシックファイル 明石散人 講談社
\619
時間つぶしには最適の雑学本か。
★★☆
MTBカスタムメイキング 吉村洋三 えい出版社
\1,200
趣味の自転車本
★★★
優しき歌 立原道造 角川書店
\540
久々に読んだけど。めちゃ恥ずかしい。のたうちまわりそう。
★★☆
ブギーポップウィキッド
エンブリオ炎生
上遠野浩平 メディア
ワークス
\510
前巻(カウントダウン)の続き。ちとパワー落ちて来た?講談社から出るらしい完全新作に期待大。
★★☆
黄金太閤 山室恭子 中央公論社
\600
語り口がなんか嫌だった。
★☆

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はたらくおねえさんの制服ずかん
[ナカタニD.] ★★ メディアファクトリー (\1,400) [Amazon] ※書影無し

トヨタレディから八景島シーパラダイス、東京タワーなどなど十数種のはたらくおねえさん&制服を網羅。

クリスマスの有明の某イベントで、ノリにつられて購入してしまった1冊。スパかなにかに連載されていたものをまとめたものらしい。どういう観点でチョイスしてるのかわからんけど、やはり『制服はいい』という本。はとバスのおねえさんがいちばん好きかな(おぃ)。[2000/02]

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この光と闇 [服部まゆみ] ★★★☆ 角川書店 (\1,500) [Amazon]

この闇と光

幽閉された盲目の王女。優しい父王との暮らしを、脅かす冷酷な侍女。緊迫する国内情勢が少女の運命を変えていく。

1〜2年に1作くらいしか出さない人なので、買ってもしばらく読むのが惜しくて読めずにいた1冊。いつも耽美というか、優雅な雰囲気を感じさせてくれる作風が好み。今回はまず装丁がハイセンス。カバーに大きく切れ込みが入った大胆なデザインで、単行本で買っといて良かったと思ってしまうのでした。濃いファンが多そうな作家だしね。

後半は確かにびっくりの大暗転なんだけど、それだけ展開が俗っぽくなっちゃってやや興冷めしてしまった。まさに『この光と闇』。実際には前半が閉ざされた闇の世界で、後半が光の世界なんだろうが、実は盲目のままでいた闇の世界こそが精神的に満たされた光の世界で、気が滅入ってくるような俗な現実世界が闇の世界なんだろう。この逆転もまた美しい。[2000/02]

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ジャンヌダルク超異端の聖女
[竹下節子] ★★★ 講談社 講談現代新書 (\680) [Amazon]

ジャンヌ・ダルク 超異端の聖女 (講談社現代新書)

フランス史に君臨する少女ジャンヌ・ダルク。異端として焼かれた彼女が何故、没後ほどなくして復権を果たし、現在では聖女に列せられているのか。キリスト教のもう1つの境地「超異端」の世界を解き明かす。

佐藤賢一の『傭兵ピエール』の影響で買ってしまった1冊。実際にどれくらい「超異端」なんてのが認知されているのかは知らないけど、考え方はとても面白い。良く言われるハナシですが、聖なるものと、卑しきものは表裏一体なんですね。[2000/02]

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会津士魂 九 二本松少年隊
[早乙女貢] ★★☆ 集英社 集英社文庫 (\686) [Amazon]

会津士魂〈9〉二本松少年隊 (集英社文庫)

戊辰戦争もそろそろ佳境に。圧倒的な物量でひたひたと押し寄せる官軍と、それを迎え撃つ奥羽越列藩同盟。主力を欠き少年兵だけで藩を守らんとする二本松少年隊の奮戦を描く。

圧倒的な官軍を前に、東北の弱小諸藩の悲喜こもごも。今回は個人的に好きな河井継之助の出番が増えてきたのが嬉しいところか、きっと次の巻では死んじゃうんだろうけどさ。これで残り4冊。読みはじめてはや1年越えてしまいました。年内には読み終えたい。[2000/02]

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豹頭王の誕生 グインサーガ70
[栗本薫] 
★★★ 早川書房 ハヤカワ文庫 (\520) [Amazon]

豹頭王の誕生―グイン・サーガ(70)

誘拐された皇女シルヴィアを連れ帰り、見事帝都サイロンに凱旋したグイン。晴れて北の大国ケイロニアの王位を継承する。異形の豹頭王の誕生の瞬間だった。

メモリアルな1冊。とうとうグインも王さまになってしまいました。ついにというか、ようやくというか、でも未だに外伝の1巻に追いついていないあたり、まだまだ先は長そうです。シルビアとの蜜月時代はいつまで続くのだろうか。個人的にはオクタヴィア(イリス)ファンなので、彼女がどうなるかが楽しみ。[2000/02] ⇒次巻

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アカシックファイル [明石散人] ★★☆ 講談社 講談社文庫 (\619) [Amazon]

アカシックファイル―日本の「謎」を解く!

テポドンの本当の標的とは、元旦は正月の朝に非ず、君が代とはどんな世か、などなど、古今の歴史の謎を鮮やかな切り口で解き明かす。

不思議本、っていうかひとつ間違うとトンデモ本なのかもしれないけど、暇つぶしに読むにはちょうどいい程度の刺激を与えてくれる本。しかしどうしてこの作者はこんなに偉そうなんだろう。[2000/02]

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MTBカスタムメイキング
[吉村洋三] ★★★ えい出版社 (\1,200) [Amazon] ※書影無し

昨年からはまっているのが自転車。素人でもちょこちょこ手を加えられるのが自転車の楽しいところ。とはいっても、金のかからない趣味は無いわけで、本気ではまると際限なく金はなくなっていきそうな気配。

本書はMTBの様々な用途に応じたカスタマイズのノウハウを披瀝した1冊。カタログ的な要素も強いので、物欲がふつふつと刺激される危険な本です。ちょっとがんばれば素人にも出来そうなことばかり。しかも写真に出ているバイクはみんな超格好いいので、ついつい無駄使いしてしまいそう。[2000/02]

ついでに…… 
『MTBツーリング全技術』@久里徳泰
 <<ツーリングのハウトゥ本

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優しき歌 [立原道造」 ★★☆ 角川書店 角川文庫 (\540) [Amazon]

優しき歌―立原道造詩集

二十四歳で夭折した詩人立原道造の著作から、詩集『藁草に寄す』『暁と夕の詩』『優しき詩』を収録。

大昔にちょろっと読んでいたのですが、古本屋で入手する機会があったので久々に読んでみようかということで購入。いやもう恥ずかしいんだこれが。中也はいまでもけっこう、読めるのになあ。しかしこの頬弛む恥ずかしさがまたいいんだな。[2000/02]

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ブギーポップウィキッド エンブリオ炎生
[上遠野浩平] 
★★☆ メディアワークス 電撃文庫 (\510) [Amazon] ※書影無し

謎のエンブリオをめぐる戦いはクライマックスを迎える。自らの命を賭した『最強』の存在との再戦の幕が切って落とされようとしている。死闘の最中に現れたブギーポップは何を思うのか。

早くも出ました前作『エンブリオ浸蝕』の続き。シリーズも9冊目で、もはや安定して読めます。ただ、ココロを直接削ってくるような、最初の頃の切れ味はもう無いかなあ。それにしても驚異の刊行ペース。あんまり若いうちに才能消費しつくしてしまわぬことを祈ります。[2000/02] ⇒次巻

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黄金太閤 [山室恭子] ★☆ 中央公論社 中公新書 (\600) [Amazon] ※書影無し

黄金の茶室。聚楽第をはじめとする絢爛豪華な建築物。派手好みの祭り好きとされた秀吉の治世。その輝きの裏に隠された周到な演出とは。

天下取りから、朝鮮出兵まで、秀吉の業績を検証していく本。どうも芝居の仕立ての構成がいまいち肌に合わなくて気持ち悪くて、素直に頭に入ってきませんでした。[2000/02]

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