例年だと8月はミステリ強化月間なのだが、
今月はわりとライトノベル系に収穫があったような。
恩田陸の未読は大事にしすぎて今月も読めず。
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| ドキュメント 横浜VS.PL学園 |
朝日グラフ 特別編集班 |
朝日新聞社 |
\476
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最先端ではここまでやっている。
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★★★☆ |
| 猫の地球儀 焔の章 | 秋山瑞人 | メディア ワークス |
\510
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セツナイ。
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★★★☆ |
| 猫の地球儀その2 幽の章 |
\530
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| 心のことばノート | ひろはま かずとし |
河出書房新社 |
\1,270
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ダメ。癒されず。
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★☆ |
| ベラム館の亡霊 | アンドリュー ・クラヴァン |
角川書店 |
\1,000
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くどすぎ。ハズレ。
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★★ |
| 凍える島 | 近藤史恵 | 東京創元社 |
\480
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愛だな。愛。
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★★☆ |
| 試練のルノリア グインサーガ74 |
栗本薫 | 早川書房 |
\540
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ヴァレリウス大活躍。
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★★☆ |
| パラサイトシングルの時代 | 山田昌弘 | 筑摩書房 |
\660
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そうだったのかあ。
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★★★ |
| 人間失格 | 太宰治 | 新潮社 |
\280
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ダメっぷりにシンクロ。
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★★★☆ |
| ポケットに名言を | 寺山修司 | 角川書店 |
\340
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こんなもんかな。
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★★☆ |
| 桧原村紀聞 | 瓜生卓造 | 平凡社 |
\1,200
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都内にこんな所があるなんて。
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★★★☆ |
| いちばん初めにあった海 | 加納朋子 |
角川書店
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\533
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なかなか良し。
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★★★ |
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講談社
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\913
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西洋中世史好きならお薦め。
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★★★
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朝日ソノラマ
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\619
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読ませる。評判通りの名作。
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★★★★
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\619
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| 目からウロコの山岳写真術 | 川崎博 | 山と渓谷社 |
\950
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ウロコは落ちないが役に立つ。
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★★★ |
| オタクと三人の魔女 | 大原まり子 | 徳間書店 |
\1,500
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性にあってるとしかいいようが無い。
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★★☆ |
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ドキュメント横浜VS.PL学園
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| ついでに…… 『"文学少女"と死にたがりの道化』@野村美月 <<太宰への愛すべきオマージュ作品 |
詩人、劇作家などとして知られる著者が少年時代から書き留めてきた数々の名言、格言を一同に網羅。歌謡曲の歌詞から、映画の名台詞、哲学書の一節まで豊富な名言を多数収録する。
これも青森に行くならってことで購入した1冊。この作家の書く脚本(ホン)は好きで芝居は良く観に行ってるけど、著作を読むのは始めて。しかし、ファースト寺山としてはチョイスを誤ったか。気が向いたときにさっと読んで一句でも二句でもいいセンテンスが拾えればOKってタイプの本だろう。[2000/08]
東京都西多摩郡桧原村。島嶼部を除けば東京都唯一の村。村の歴史、産業、教育伝承等について丹念な取材の元に綴っていく。そして、いまなお豊かな自然を残すこの地域に暮らす人々の生活を描く。
桧原村は登山でよく徘徊しているところなのでとても楽しく読ませてもらった。比較的メジャーな感のある奥多摩と違い、どうしてもマイナーなイメージがぬぐえない桧原村。確かに存在すら知らない人も多いと思う。人里(へんぼり)、笛吹(うずしき)、神戸(かのと)等の難読地名の数々はとても都内ある場所とは思えない。
数多くの集落の全てに足を運び、その歴史から住民の人となり、伝説、神社の祭神にいたるまで余すところなく叙情豊かに書き記した労作。すでに20年以上が経過したいまでは、おそらくかなり細かい部分は変わってしまっているのだろうが、今後桧原へ行くときにはそのあたりを是非チェックしたいところ。[2000/08]
堀井千波は引っ越しの最中に見慣れない一冊の本を見つけた。『いちばん初めにあった海』と名付けられたその本の中には一通の手紙が挟みこまれていた。自らの殺人を告白する[YUKI]という名の差出人からの謎めいた手紙。封印されていた千波の過去の記憶が蘇ってくる。
初加納朋子。今月は初物が多いです。ほんわか癒し系とは聞いていたけどなかなか良いではないですか。ラストはこうくるとわかっていても泣かされてしまう愛すべき佳品。この本には表題作の他にもう一編『化石の樹』という中編が収録されているんだけど、これがまたささやかなサプライズが用意されていて唸らされます。カバーの作品紹介にはこの作品のことは一言も触れていないんだけど故意に?だとしたらけっこうセンスいいぞ。[2000/08]
十字軍の発生と共に誕生した修道騎士団。騎士と修道士の両面を兼ね備え、いずれの王権にも属さない勢力として、強大な権力を持つまでに至る。悲劇的崩壊を遂げたテンプル騎士団と現代まで存続しえた聖ヨハネ騎士団。対照的な運命を辿った両者の興亡を十字軍運動の盛衰と絡めつつ描く。
世界史の授業で名前くらいは聞いたことがあったのだが、いまひとつその実情が良くわからなかったのがこの修道騎士団。どの国家にも属さない武装勢力が何故かくも権力を持つことが出来、領土まで有していたのか。本書では数ある修道騎士団の中から最も著名な二騎士団について、その歴史から組織の概要まで幅広く解説しており、一般人でも楽しく読むことが出来た。
十字軍運動の変容。教皇権力と王権の対立。こうした時代の変化の中で、かつて比類なき勢力を誇ったテンプル騎士団が、フランス王家によって解体され、異端として処刑されるまでに至った経緯はとても興味深かった。このテーマで是非佐藤賢一あたりに1冊小説を書いて欲しいところだ。[2000/08]
平凡な主婦だった神鷹静香はテロに最愛の夫と娘を奪われる。ショックで廃人同様となった静香を救うために施された心理療法だったが、それはテロリストに対する強い憎悪を植え付けるものだった。テロリスト集団に対して闘いの道を選ぶ静香だったが、人工的にしくまれた心理療法の歪みが次第に静香の精神の平衡を奪っていく。
「ダメ人間が頑張って一世一代の大活躍」ってハナシはわたしの泣きのツボの1つで、メインキャラクタの魅力もさることながら、随所に登場するサブキャラ(わりとダメな奴)の頑張りがなんともいい味を出していて泣かせてくれるのでした。何度も復刊されている作品だがそれだけの価値は確かにある。もっと読まれていていい作品だと思うぞ。
いくら訓練受けたからってこないだまで普通に主婦やってた女性がこんなに強くなれるもんなのかとか、ペーパー航宙士だった奴がいきなり宇宙船操縦出来ちゃう(しかも天才的に)もんなのかとか、いろいろ突っ込みたいところは確かにある。描写がくどくて興をそぐ場面も多いし、だいたいメインタイトルがイマイチだってのもある。しかしそれらを全て補ってあまりある面白さ。まさにSFでないと出来ない物語。ふんだんに放り込まれたSFならではのアイデアがイカしてます。上下巻800ページ強を一気に堪能。[2000/08]
プロの山岳カメラマンである著者が、山岳写真の撮影における基本について解説。陥りやすい失敗例や、山岳写真ならではの注意点など豊富な実例をあげて紹介していく。
ホームページに山行時の写真を載せるようになり、あまりの写真のヘボさに密かに悩んでいたわたしは、書店でこの本見掛けるや即座に購入。しかし「絞り」や「露出」のなんたるかすらよく判っていないわたしにとってはこの本ですらついていけないのでした。情けない。
また、当然のことといえば当然なことながら、主として一眼レフを対象にした本なので、デジカメ派には食いたりない部分が出てしまっているのも残念ではある。とはいえ、基本的な部分は十分参考になるし、山行時ならではの濡らさない工夫や、対衝撃の工夫などは役に立つ。デジカメ編でもう一冊出して欲しい。[2000/08]
とある町に住んでいる三人の魔女。ひとりはOL、ひとりは同人作家、そしてもうひとりは老婆だった。彼女達3人とひとりのオタクの青年が巻き起こす騒動を描いた連作短編集。
大原まり子の作品。特に日常を舞台にした作品群の評しにくさといったらないだろう。これといったストーリーがあるわけでもなく、センチメンタルな結末も、登場人物たちの英雄的な行動があるわけでもない。平凡な日常にふと訪れる非日常。その世界では非現実的な事件すら大いなる日常に吸収されてしまう。とりたててどこがどういいのかうまく語れないのがとても歯痒い。この手の作品群をなぜ読みつづけているのか自分でも不思議なのであった。しかし面白いんだよな。[2000/08]