20世紀最後の月はわたしらしくジャンルばらばらな読書傾向でした。
『イーシャの舟』を年内に読めなかったことが心残り。
大泉実成の『消えたマンガ家』は面白かった。他の著作も探してみようと思う。
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| 東の海神 西の滄海 | 小野不由美 | 講談社 |
\629
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相変わらず巧い。しみじみと泣かせます。
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★★★☆ |
| 28年目のハーフタイム | 金子達仁 | 文藝春秋 |
\429
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いまさらだが面白い。
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★★★ |
| 司馬遼太郎 | 文藝春秋 |
\457
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久々のシバリョウ。長州の話。
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★★★☆ | |
| 恩田陸 | 幻冬舎 |
\419
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やや進展。もうちょっとガンバレ。
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★★★ | |
| 司馬遼太郎 | 文藝春秋 |
\457
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高杉晋作登場。
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★★★☆ | |
| 栗本薫 | 早川書房 |
\540
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嘆息。
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★★☆ | |
| 世に棲む日日 三 | 司馬遼太郎 | 文藝春秋 |
\457
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禁門の変〜第一次長州征伐あたりまで。
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★★★☆ |
| 司馬遼太郎 | 文藝春秋 |
\457
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高杉晋作常人じゃないぞ。
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★★★☆ | |
| ジェフリー ・ディーヴァー |
文藝春秋 |
\1,857
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最後まで油断出来ません。
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★★★★ | |
| 岩本隆雄 | 朝日ソノラマ |
\571
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祝☆復刊。
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★★★ | |
| 上遠野浩平 | 徳間書店 |
\590
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他シリーズと絡むのかな、これ。
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★★★ | |
| 女彫刻家 | ミネット ・ウォルターズ |
東京創元社 |
\920
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これまたえぐいです。彫刻されたくねえ。
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★★★☆ |
| 中谷彰宏 | 日本実業 出版社 |
\1,300
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読まんでええです。
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★★ | |
| 岩本隆雄 | 新潮社 |
\480
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旧版も読んでみた。
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★★★ | |
| 岩本隆雄 | 朝日ソノラマ |
\571
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これが十年振りの新作。
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★★★☆ | |
| レキシントンの幽霊 | 村上春樹 | 文藝春秋 |
\419
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10数年振りに村上春樹読みました。
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★★★ |
| 大泉実成 | 新潮社 |
\600
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マンガ好きは読むべし。でも内田善美って誰?
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★★★☆ | |
| 大泉実成 | 新潮社 |
\638
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偽鬼太郎作家竹内寛行篇も面白い。
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★★★☆ | |
| 稲森謙太郎 | 太田出版 |
\1,600
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ほんとに知られざるだよこれ。
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★★★ | |
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東の海神 西の滄海
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| ついでに…… 『イカロスの誕生日』@小川一水 <<類似テーマつながりで。 |
平凡な高校生の自分。ちょっとクラスで浮いていたり、野球部の連中とトラブル起こしてたりもするけど概ね普通の高校生。工藤兵吾。でも超光速戦闘機ナイトウォッチを駆り人類の生き残りを賭けた戦いに忙殺されているのも同じ自分。錯綜する現在と異世界。ほんとうの自分はどこにいるのか……
やっと読んだ。これも四ヶ月もほったらかしでした。徳間デュアル文庫創刊ラインナップ中の目玉作品は間違いなくこれ。よく上遠野浩平を引っ張ってこれました。この点は編集者のプロデュース能力を誉めていいだろう。
ありがちな設定も上遠野文体で書かれるとなにやら哲学めいてくるから不思議。上遠野作品中最もSF色の強い作品じゃないかと思うのだが、これって他作品とリンクしてくるんでしょうか。多層構造の世界観はいくらでも他シリーズとくっつけられそうです。虚空牙って何かで読んだ気がするんだけどなんだったっけ?わたしの弱い脳ではよく理解出来なかったので続編希望。[2000/12] ⇒次巻
実の母と妹を切り刻み、血まみれのオブジェを作り上げた女オリーヴ・マーティン。フリーライターのロズは依頼を受けオリーヴのルポを書くことになる。調査していくうちに次々と浮かび上がる疑惑。彼女の精神鑑定は全くの正常。にもかかわらず一切の弁護を拒絶。黙々と無期懲役の刑に服しているのだ。事件の真実を追い求めるロズの前に意外な真相が明らかにされる。
96年「このミス」海外部門第一位作品。そんなに出番は多くないのに、主人公を凌駕する強烈な存在感を示す「女彫刻家」オリーヴ・マーティン。このとてつもなく「濃い」キャラクターの暗黒波動が読んでいてぴりぴりと伝わってきます。レクター博士やボーン・コレクターにもこれほどの嫌悪感は感じなかったのに。想像したく無いんだけどいろいろ想像しちゃって気分がどんよりしてきます。素晴らしい(逆説誉め)。
しかし長いというか冗長というか読んでてお腹一杯になってしまうのがわたし的ミネット・ウォルター観なのですが、本作もその例に漏れてません。とても面白いテーマだし、結末も毎回ひねりが効いていて楽しめるんだけどいかんせん枝葉が多すぎる。20%はボリュームを絞れるような気がします。[2000/12]
女性を悦ばせるサービスにはまだまだ多くの可能性が残されている。バツイチ、一人暮らし、帰国子女、オタク系、お嬢様、自宅住まい等、様々なタイプの現代女性の部屋に注目を向け、ライフパターン毎にビジネスチャンスを模索する。
会社にあった本だけど時間が余ったのでついつい読んでしまいました。失敗。中谷彰宏はほんとに商売上手です。タイトルからして姑息です。「喜」でなくわざわざ「悦」なんて漢字を使わなくてもいいだろうに。これでスケベな男が買ってくれたら大成功です。その程度の志しか読み取れない軽い本です。字が大きくてものすごく読みやすいので、電車の行きかえりでさらっと読めます。それで一つでも得るところがあればラッキー。でもこの作家の本ってけっこう売れているのだ。これが時代の趨勢という奴なのだろうか。なんだか納得がいきません。[2000/12]
氷室友美の夢は宇宙パイロットになること。しかし高校生となった今、現実は必ずしも友美に対して友好的なものではなかった。そんなある日突然地球に降り注いだ数十億もの星虫たち。人間の額に張り付いたそれは感覚機能を飛躍的に向上させる機能を有していた。誰もが当初は星虫を受け入れていたが、無気味なまでに成長を続けていく星虫を前に人々の嫌悪感は高まっていく。
比較のため旧作も読んでみることにしました。で、主な変更点ですが細かいところからいくとインターネットの普及とソ連邦の崩壊という当時としては予想しえない事態に対応して関連部分の記述が差し変わっています。それから友美たちの担任教師がUFOを見に行った際のエピソードが微妙に変わっています。「現場で教え子と出会って後に結婚」という意味深な修正は次回作への伏線なのでしょうか。
ラストで秋緒が乗っている車椅子も手動タイプから電動タイプに変更されています。が、それよりも問題なのは介添者が増員されていること。この旧版では「三人の外国人」だったものが新版では「まだ中学生くらいの小柄な東洋系の女の子」が追加され四名になっています。この女の子は『鵺姫真話』『イーシャの舟』に登場する川崎純なのでしょう。シリーズに連関性を持たせる意味での変更でしょうか。
そして細かいながらも大事なのが星虫による被害者数の違い。最終的な全世界死亡者数は旧版では四百名弱に及んでいたのが、新版では百名以上の入院者を出しているものの死者はゼロ。残虐性を緩和させたのかな、とも思いましたが、これ実は矛盾の解消を図る措置なのかもしれない。旧版では友美と寝太郎以外の星虫最終形態保持者は死亡してしまうわけで、これでは彼らは「特別」な存在になってしまう。別に他の地球人でも星虫を宇宙へ帰せる人間が居てもよかったわけだから。この点新版では最終形態を受け入れたのは友美と寝太郎だけだったという設定に修正されています。なるほどね。[2000/12]
姫森神社のご神木に宿るとされる「鵺姫さま」は二十五年の寿命と引替えにどんな願いでもかなえてくれるという。宇宙飛行士の選に漏れ失意のうちに帰郷した川崎純はある日、神社の境内で巨大な生首に追われる少年に遭遇する。それは「金色ののはら」に通じる途方も無い事件のはじまりだった。
『星虫』はリメイク版なので、実質的な岩本隆雄の復帰第一作は本著となります。なんとタイムトラベルものにチャレンジ。古くは『時をかける少女』から最近では『タイム・リープ』まで数多くの傑作が名を連ねる定番ジャンルなのだが、それだけに生半可なネタの捌きかたでは読者は納得しないのだ。
しかし十年寝ていただけあって(笑)、なかなか良い仕上がりです。ある程度まで読むと物語の構造はだいたい予想はついてしまう。中盤までの展開は少々説明しすぎでもたれ気味の感もある。が、広げた大風呂敷をきっちりと畳みに来る後半の怒濤の展開。ラストで次々と繰り出されるめくるめくサプライズの連続には酔いました。あえて類例をあげるとすれば広瀬正の『マイナスゼロ』に近いかな。
本作は当初『金色ののはら』という仮題でパブリシティが先行していたのだが、正式タイトルは『鵺姫真話』になってしまいました。内容的には前者の方が的を射ていてより相応しいと思うのだがなんで変えてしまったのだろう。[2000/12]
友人宅の留守番を頼まれた「僕」が体験した不思議な事件を描いた表題作を始め、突如現れた緑色の獣との邂逅を描く「緑色の獣」、あるイラストレータの人生を描いた「トニー滝田」、少年時代のトラウマに翻弄される男を描く「七番目の男」など、計七編の短編を収録。
一番最後に読んだ村上春樹はご多分に漏れず『ノルウェーの森』。ミーハーな読者で申し訳ないです。まだワカモノだったわたしは表層的な猥雑さにドキドキしただけで終ってしまったような記憶があります(後で読んだ親はびっくりしてたしな)。というわけでわたしは良い村上春樹読者ではありません。
これは先日のオフのいただきものです。なんと10数年振りで村上春樹作品に挑戦。苦戦するかと思いきや、思ったよりもすんなり読めてしまったので驚きました。七作ひっくるめて強引にまとめちゃう。人の心に澱のようにように沈殿していく孤独。誰とも深い絆を持ちえなかった孤独、群集の中での孤独、伴侶と判りあえない孤独……と、本書は全編を強烈な孤独感が横溢している。しかしそれは決して悲壮的なものではなく、不思議なことに奇妙な明るさを湛えている。ああ、人間孤独でも別にいいのかな、そんな生きかたもあるよね。なんて妙なシンパシーを覚えてしまうのでした。こういうところが受けるのかな。[2000/12]
かつて一世を風靡しながらもいつしか表舞台から消え去っていったマンガ家たち。日本マンガ界死屍累々の歴史の中から埋もれていった作家たちを掘り起していく迫真のドキュメント。本書では出版界の圧力の中で消されていった八名の作家(ちばあきお/山田花子/鴨川つばめ/阿部慎一/中本繁/冨樫義博/内田善美/ねこぢる)を取り上げる。
元々は太田出版から96〜97年に発売されていた『消えたマンガ家1・3』を文庫化にあたり加筆修正、更に『クイックジャパン』誌に掲載されていた「ねこぢる」篇を追加収録したもの。
読みたかった本なので文庫化されて嬉しい。過労死に近い形で死んでいったちばあきお、自殺した山田花子とねこぢる。激務の中で筆を折った鴨川つばめ。遂にその天才は理解されなかった阿部慎一。まさにマンガ界は死屍累々。大手出版社による作家の使い捨て構造の深淵をこれでもかといわんばかりにえぐり出していく良書です。作家ごとに章は分けられており、章ごとにその形態はさまざまで、ロングインタビューあり、正統派の追跡レポートあり、時にはファンレター形式までとバラエティに富んでいて飽きさせない。
『HUNTER×HUNTER』で人気絶頂の冨樫義博がラインナップに入っていることはややもすると意外な感もあるが、これは『幽遊白書』から『レベルE』までの空白の時期を追いかけたレポート。出版界から圧殺されようとした冨樫がやがてその立場を逆転、併せて悪名高いジャンプシステム(読者人気最優先。どんな大家でも人気がなければ10週で打切り)の疲弊化について描いていく。
しかしなによりも気になったのは内田善美。主に少年誌しかフォローしてきていないわたしにとってこの作家は全くのノーチェック。集英社系の少女漫画雑誌『リボン』『ぶ〜け』で活躍していたらしい方なのだが、本書での扱われかたが並み大抵ではありません。全文手紙形式。半分ストーカー入っているようなすごい思い入れの入った紹介の仕方です。筆者の怨念をひしひしと感じます。ここまで書かれると読んでみたくなるぞ。[2000/12] ⇒次巻
かつて一世を風靡しながらもいつしか表舞台から消え去っていったマンガ家たち。日本マンガ界死屍累々の歴史の中から埋もれていった作家たちを掘り起していく迫真のドキュメント。本書では圧倒的な絶頂を極めた後に自己崩壊を遂げていった八名の作家(とりいかずよし/ふくしま政美/山本鈴美香/美内すずえ/黒田みのる/徳南晴一郎/竹内寛行/鳥山明)を取り上げる。
元々は太田出版から96〜97年に発売されていた『消えたマンガ家1・2・3』を文庫化にあたり加筆修正、更に『クイックジャパン』誌に掲載されていた「鳥山明」篇を追加収録したもの。
このシリーズには筆者以外にも多くの協力者が存在する。『クイック・ジャパン』編集長赤田氏と赤田機関。「ふくしま政美研究家」宇田川岳夫。いずれも想像を絶するヲタク連中で、こんなのを読むとまだまだ俺って一般人とちょっと安心しますです。しかしこの人たちがマンガを語る時の楽しそうなことったらないです。ああ、みんなマンガ好きなんだよなあと幸せな気持ちになります。メジャー作家の時よりも、マイナー系の作家を語る時の方が圧倒的に力が入ってる。このあたり、ヲタクの真骨頂といえるのかもしれない。
とはいえ今はマンガ家を辞め全く別の世界で生きている彼らについての取材は困難を極める。特に宗教へのめりこんでいった作家たちへのアプローチはもはや通常のルートでは不可能なのだ。筆者の大泉は少年時代をエホバの証人信徒として過ごし、後に棄教したという経歴の持ち主。それだけに理不尽な宗教団体への問題意識は強い。当たり前のように潜入取材を試みてしまう行動力には敬服します。しかし山本鈴美香や美内すずえがあんなことになってるなんてショック〜。[2000/12]
「松下電器の漫才人形」「NECのUFO推進装置」「麻原彰晃の焼却炉」「大仁田厚の特殊リング」「鈴木その子のダイエット食品」数々の知られざる特殊特許を紹介。それと共に現在の特許行政の実情、最近多くなってきたビジネス特許モデルついてなど、特許について判りやすく解説していく。
インパクトだけで即買いしてしまいました。またしても太田出版です侮れません。珍しい特殊な特許(出願されているだけで許可されていないものも多い)の数々。豊富なイラスト(もちろん出願者が添付したもの)で判りやすく解説されている。コラム形式で特許についての法的なマメ知識や、現在の特許事情についても細かく説明してあり、意外にも「ためになる本」でした。
最も素晴らしかったのは小林英人氏による「HIDETOに基づく航空、宇宙関連の物や手段と全ての関連物を利用した手段や銀行の運用又は経営法」。特許請求の範囲は「全ての物や空間や時間」。どうやら世界は全てこの小林英人氏のものらしい。また審査請求されていないらしいので今後の特許庁の対応が楽しみです。認可されちゃったりして(笑)。[2000/12]