-今年のベスト5-

あまり新本で本を読まないのでその年に出た本ではなく、
その年に読んだ本についての個人ベスト。
フィクション部門とその他部門でそれぞれ5作程度をチョイス。

1997/1998/1999/2000/2001/2002/2003/2004/2005/2006/2007

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1997年

フィクション部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
神無き月十番目の夜
河出書房新社
滅び行くものたちへの透き通ったまなざし。飯嶋作品はこれが一番好きです。
 

雷電本紀

河出書房新社

天下の名力士雷電の一代記。これまた涙なくしては読めません。

 

三月は深き紅の淵を

講談社

恩田のブレイク作。本読みの琴線をかき鳴らさずにはいられない名作。

 

不夜城

馳星周

角川書店

読んでいる間は至福の時でした。ラストの衝撃と言ったらもう。

 

ソリトンの悪魔 上・下

梅原克文

朝日ソノラマ

この人のような伝奇小説の書き手は貴重です。もっと書いてくれ〜。

その他部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 
ルポ現代の被差別部落
若宮啓文
朝日新聞社
良くぞここまで。これは労作です。
 

西洋中世の男と女

阿部謹也

筑摩書房

阿部勤也やっぱり良いです。西洋中世の民俗学好きにはたまらんものがあります。
 

名もなき詩

-

アスペクト

経済白書から円谷選手の遺書まで、戦後を彩った美しいことばの数々を網羅。

 

ユニオン・ジャック物語

森護

中央公論社

時代によるイギリス国旗の変遷を解説。これは楽しい。

 

庚申信仰

飯田道夫

人文書院

わたしを庚申塔の世界へ引き込んだきっかけの書。庚申塔って面白すぎます。

◎印はその年のベスト1。印の無い作品には特に序列はありません。

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1998年

フィクション部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
屍鬼
新潮社
主上の復活を祝して。このボリュームをだれずに読ませる力量はさすが。
 

蒼穹の昴

講談社

いやもう泣くしか…あまりに熱すぎる物語。涙が止まらんっすよ。

 

エジプト人

ミカ・ワルタリ

角川書店

異端の王イクナートンの時代を描いたエジプト年代記。

 

群雲、関ヶ原へ

岳宏一郎

新潮社

関ヶ原関連の主要エピソードを完全網羅。奇羅星の如くとはこのことか。

 

レディ・ジョーカー

高村薫

毎日新聞社

さすが女王さまの作品。もう平伏すしかないです。

その他部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 
大工道具の歴史
村松貞次郎
岩波書店
失われていく道具の数々。それは歴史や文化の消滅をも意味している。
 

ドキュメント屠場

鎌田慧

岩波書店

屠殺現場や食肉工場での差別の実体を描いたルポ。

 

マザー・グースの唄

平野敬一

中央公論社

お馴染みのマザーグースをわかりやすく。
 

神々の明治維新

安丸良夫

岩波書店

イデオロギーとしての国家神道の成立とその陰で弾圧された仏教界。廃仏毀釈の実情を解説

◎印はその年のベスト1。印の無い作品には特に序列はありません。

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1999年

フィクション部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
バトル・ロワイアル
高見広春
太田出版
神様もうちょっとだけいいですか?この台詞でわたしは陥落しました。文句なしで99年の第一位。
 

歩くと星がこわれる

中央公論社

森雅裕的「ヤセガマン/男の美学」恋愛小説の最高傑作。いやもうボロボロ泣きました。

 

傭兵ピエール 上・下

集英社

見事すぎるくらいに痛快な大団円が◎。

 

黒い家

貴志祐介

角川書店

一番怖いのはやっぱり人間。いやすぎる展開がステキでした。

 

ハードボイルド/ハードラック

吉本ばなな

ロッキングオン

妙にツボにはまりました。

その他部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 
墜落遺体
飯塚訓
講談社
日航機墜落事故の遺体処理についてのノンフィクション。戦慄させられます。
 

いまだ下山せず!

泉康子

宝島社

冬の北アルプス。執念の遭難者捜索ドキュメント。失礼は承知だが一級のミステリに匹敵する作品。

 

Slash with a knife

奈良美智

リトル・モア

奈良キャラは目付き悪くて好きです。かわいい。

 

投球論

川口和久

講談社

素人にもよくわかるピッチャーという職業。

 

島の時間

赤瀬川原平

平凡社

南の島での豊かな時間。楽しい紀行文。

◎印はその年のベスト1。印の無い作品には特に序列はありません。

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2000年

悩んだ末2000年はベスト1は「該当なし」。過去のベスト1と比べるとややインパクトに欠けたかなあ。

フィクション部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
   
小学館
いつもながらハズレなし。心地好く泣こう。
 

早川書房

これこそまさに美の究極。

 

講談社

これ一作というより一連の安藤シリーズに。誰がなんと言おうがわたしは推します。

 

朝日ソノラマ

寡作ってことはあるけどこの作家埋もれすぎです。

 

文藝春秋

どんでん返し×3。長さを感じさせない疾走感を堪能。

その他部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 
メディアファクトリー
日本全国の小屋の写真集。着想が素晴らしい。
 

平凡社

東京都唯一の村。桧原村の紀行文。

 

文藝春秋

個人的なツボ直撃作品。こんなバカバカしい企画を通した出版社偉いぞ。

 

朝日新聞社

野球って奥が深いです。

 

丸善

戦間期の象徴「飛行船」の興亡を描く

◎印はその年のベスト1。印の無い作品には特に序列はありません。

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2001年

うっ、フィクション部門はナカシ系作品ばかりに。

フィクション部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
幻冬舎
隙の多い作品ではあるが、それだけに愛も深いってことで。今年はコレだ。
 

メディアワークス

秋山瑞人作品では今年は本作を推しておこう。

 

小学館

幻の処女作が復刊。これはもう泣くしかない。

 

講談社

音楽のヨロコビがここに。

 

角川書店

まだまだって気もするんだけど、期待賞ってことでこれを挙げておきます。2002年は更なる精進を。

その他部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 
徳間書店
追悼。これが出た年に本人が亡くなるとは……。
 

本の森

表題作が特に秀逸。元牛丼店店員の琴線に触れる出来(笑)。

 

東方出版

素晴らしいの一語に。こんな本を出した出版社も偉い。是非、続編を。

 

文藝春秋

面白がっちゃいかんのだろうが、知らない世界を垣間見ることが出来て興味深い一冊。

 

東京創元社

なんだか解ったような気にさせられてしまう辺り、大瀧先生ってすごい。

◎印はその年のベスト1。印の無い作品には特に序列はありません。

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2002年

今年も悩んだけど、ベスト1は該当なし。読んだ本が少なすぎた。

フィクション部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 
講談社
恩田陸作家生活10年の一つの到達点ではないかと。4,5年してからまた読みたい。
 

新潮社

ハートフルな1冊。癒される。

 

新潮社

オージャーガンマーに神を見たね(笑)。

 

角川書店

これで一般層的にもブレイクしちゃうのかな。スニーカー版、緒方絵つきで出して欲しいのだが。

 

角川書店

NHKに入りたい……。早く新作が読みたいぞ。

その他部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 
ぶんか社
全盛期のちゆちゃんを偲んで。今はもうだめ。
 

小学館

サポなのでとりあえず。

 

ゴザンスブックス

これは毎年出すべきだと思う。

 

無明舎

貴重な五能線関連書籍。

 

小学館

数々の「冒険」に激しい羨望を抱かずにはいられない。

  ◎印はその年のベスト1。印の無い作品には特に序列はありません。

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2003年

2003年の新刊がほとんど無くてゴメンなさい。古本指向だとこうなっちゃうのよ。

フィクション部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
早川書房
文句なしでこれ。怒濤の第三章に戦慄すべし。
 

メディアワークス

祝完結。

 

講談社

2003年にたくさん読んだメフィスト系を代表して。

 

文藝春秋

骨太な歴史群像劇を堪能。

 

新潮社

ファンタジー大賞系には珍しい異世界ファンタジー。

その他部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 
ピエ・ブックス
絵のように幻想的。刹那の刻を見事に切り取る。
 

洋泉社

こういうトンデモ本は大好き。もっと書け。

 

ブッキング

継続は力なりなので。

 

光文社

沖縄、今年こそ行けるだろうか。

 

筑摩書房

この人の他の著作も読んでみたい。

◎印はその年のベスト1。印の無い作品には特に序列はありません。

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2004年

ライトノベルの読書量が増えたことを反映してか、そっち系がやや多め。

フィクション部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
新潮社
年間ベスト1は久々に恩田陸。やっぱり、やれば出来る子じゃん。
 

文藝春秋

とりあえず泣いとこう!って時には浅田次郎。

 

角川春樹事務所

スケールの大きさが◎。着地も見事。

 

早川書房

エスエフというよりは、屈指のカジノ小説。

 

アラビアの夜の種族

古川日出男 角川書店
ウィズファンは読むべし。野卑な語りも魅力の内。
次点

メディアワークス

ベスト5に入れるのは躊躇ったが次点ってことで。

その他部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 
ワイズ出版
異界を堪能。
 

新宿書房

長い間探していて、ようやく見つけた一冊。

 

技術評論社

とにかくバカなので。

 

岩波書店

現物を見たかった。

 

小学館

リスペクトしてます。

◎印はその年のベスト1。印の無い作品には特に序列はありません。

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2005年

読んだ量が多かったのでライトノベル部門を新設。ベスト1は僅差で『聚楽 太閤の錬金窟』に。

フィクション部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
新潮社
この奇想の冴えを見よ。
 

小学館

王道を行く社会派の女王。

 

ソニー・マガジンズ

なにこの神展開。

 

東京創元社

いい感じに素敵な絶望感。

 

ベルカ、吠えないのか?

古川日出男 文藝春秋
懐の広い作家だと思う。
次点

新潮社

こんな大学生活は嫌だ。

ライトノベル部門 

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
  
メディアワークス
元横須賀市民としては見逃せない一冊。
  

角川書店

タイトルに込められた意味がいい。

  

角川書店

お料理バトルが最高!

   

メディアワークス

せめて年に二冊は出して。

  西尾維新 講談社

祝☆完結。哀川さんはやっぱり最強。

次点

集英社

この展開は読めなかった。

その他部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 
新潮社
こんなに正確に鉄道が運行されているのは世界でも日本だけらしいよ。
 

情報センター出版局

なかなか出来ない潜入ルポ。

 

情報センター出版局

原チャリでサハリンなんてなかなか行けません。

 

中央公論新社

神社仏閣好きなら抑えておくべき一冊。

  大橋禅太郎 大和書房
『すごいやりかた』も併読すべき。
次点

新潮社

うちの高校の制服はやっぱりかわいい。

◎印はその年のベスト1。印の無い作品には特に序列はありません。

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2006年

微妙だけどベスト1は該当なし。チョイスしたのはどれも名作だけど、突き抜けた超ド級作品には恵まれ無かった年。

フィクション部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
毎日新聞社
やれば出来る子恩田陸。
 

文藝春秋

ここまでやるかね。

 

新潮社

姉ちゃん萌えで。

 

東京創元社

青春の蹉跌。

 

亡国のイージス

福井晴敏 講談社
そろそろローレライを読まないと。

ライトノベル部門 

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
  
集英社
堂々たる完結。お見事。
  

角川書店

ちょっと打ち切り気味。熱血ロボットバトル小説。

  

集英社

肉の皆さん、あなたたちは最高です!

 

図書館戦争

有川浩

メディアワークス

王道を踏まえつつテンポ良く。
  マルドゥック・ヴェロシティ上・中・下 冲方丁 早川書房
イクよイクよ!!
次点

集英社

早く新作を。このまま消えちゃわないかと心配。

その他部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 
文藝春秋
格差は広がっている。
 

岩波書店

ラブ・クマムシ(はあと)。

 

筑摩書房

これはやっぱり押さえておかないと。

 

講談社

趣味に走ってみた。

◎印はその年のベスト1。印の無い作品には特に序列はありません。

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2007年

悩んだけど年間ベストは『夜は短し歩けよ乙女』で。今年は久々に海外モノがランクインせず。

フィクション部門 

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 ◎ 
夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦 角川書店
京都で無ければ出来なかったお話。
   天帝のはしたなき果実 古野まほろ 講談社
愛すべき中二病全開作品。
   遠まわりする雛 米澤穂信 角川書店
出来れば前三作を読んでからで。
  麻耶雄嵩 幻冬舎
わかっていても騙されてしまう傑作。
  蘆屋家の崩壊 津原泰水 集英社
和の香り漂うホラー短編集。
次点
オクシタニア 佐藤賢一 集英社
サトケンお得意のフランス歴史モノ。今回も泣く。

ライトノベル部門 

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
  
復活の地 I・II・III 小川一水 早川書房
泣き所満載。必読。
   "文学少女"と慟哭の巡礼者 野村美月 エンターブレイン
先輩エンド以外認めません。
   図書館革命 有川浩 メディアワークス
これで完結とは勿体ない。
  戦う司書と荒縄の姫君 山形石雄

集英社

あとはきちんと風呂敷を畳めるかどうか。
<骨牌使い>の鏡 I・II・III 五代ゆう

富士見書房

もっと評価されていい作品。

その他部門

 
タイトル
作家名
出版社
コメント
 
舟小屋 中里和人
神崎宣武
中村茂樹
畔柳昭雄
渡邉裕之
INAX出版
眺めているだけで楽しい。
  遠藤ケイ 筑摩書房
昔の日本人のすごさが判る。
  山本譲司 新潮社
読後感は非常に重い。
  安田理央
雨宮まみ
翔泳社
日本のアダルト文化の歴史がここに。
NHK「東海村臨海事故」調査班 新潮社
放射線事故に対しての医療面からのアプローチ。

◎印はその年のベスト1。印の無い作品には特に序列はありません。

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