Ver.1.20
本作の登場人物についての勝手な考察入り人名辞典。随時更新予定。
外伝「図書室の海」対応版。青字部分は外伝「図書室の海」に関する事項。
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あ
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浅井光
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あさい ひかり
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2年8組。志田啓一の幼馴染。とんがったタイプ。ショートカットでスラリとした体型。茶色の大きな瞳の上に形の良い眉毛が載っていて、人形のような鼻と小さな唇が面長の顔をひき締めている。
志田啓一への思慕の情から関根夏に接近。次なるサヨコとして鍵の継承を願い出る。 |
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3年5組。花宮雅子に告白するも玉砕。
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3年10組。地味で社交性に乏しく自意識過剰で自尊心も強い。
六番目の小夜子(その1)。正規の方法でサヨコを受け継ぎ、始業式にはサヨコたることを示すため行動を起そうとしたが、津村沙世子に阻まれる。謎の少女の幻影に襲われ心臓発作を起し重体に陥る。長期入院中。留年は確定的。一番の貧乏くじであった。 卒業式間近に秋に『サヨコからの手紙』を送り伝説の継承をうながすあたり実に律義な奴といえる。でも、なんで薔薇でなくチューリップだっただろう。 でも、こいつが無事だったら間違いなく学園祭で大外しのサヨコを上演していそうである。 |
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3年10組。関根秋の親友。バスケ部所属。動物的な瞬発力と集中力が持ち味。直感力にも優れている。
花宮雅子をかねてから憎からず思っていたが、3年に始めて同じクラスに。学園祭後には晴れて公認の中となった。 勉強は決して得意ではなかったが、持ち前の集中力と愛の力で、雅子と同じ大学に見事合格した。 |
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3年10組担任。日本史担当。この学校に十年も在籍している古株。
がっちりした身体に、色黒の四角い顔、いつも同じ柄のジャケットを着ている。べっこう色の眼鏡のフレームを中指と親指でつまんで話をする癖がある。滅多に表情を見せず、本音も見せない。 サヨコ伝説の継承を陰ながら操る。秋の兄(3代目サヨコ)、姉(渡すだけのサヨコ)もこの男が担任であった。ここ十年の歴代サヨコはすべて彼のクラスの生徒。津村小夜子に鍵を送ったのも恐らく黒川ではないかと考えられる。 鍵を渡すのは歴代サヨコの自由意思であったはずなので、何故彼が毎回サヨコの担任になれたのかは謎。 |
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関根家の猫。黒猫。
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桜庭克哉
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さくらば かつや
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2年8組。硬式テニス部。学園祭の期間だけ演劇部の裏方。ひょろりとした体型で頼りなげな雰囲気だが、頭は良くテニスもうまい。人当たりが柔らかくひょうきん。子供っぽい外見に反して中身は大人。
浅井光同様、関根夏に対して次なるサヨコへの名乗りを上げる。夏に秘かに思いを寄せている節がある。 |
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3年3組。文芸部所属。年の離れた兄がいる。
小さな色白の顔。茶色の細い髪。薄い茶色の眉。ほっそりとおとなしい。古典的な楚々とした美人。潔癖症。人見知りしがちな性格。 本作のトリックスター。関根秋とは1年の時同じクラスになりそれ以来ずっと片思いだった。当初津村沙世子をライバル視していたが、懐柔され逆に沙世子の虜となる。秋に振られた衝撃から部活棟に火を放ってしまう。 |
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佐野美香子の兄。東京の大学院に行っている。彼レベルの傍キャラでフルネームあるのは珍しい。
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3年10組。花宮雅子の親友。容ちゃん。バスケ部所属。長い天然パーマの髪を青いリボンで結っている。小柄だが顔立ちのはっきりした、パワフルな雰囲気の少女。家庭教師に勉強を教えてもらっているらしい。
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し
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志田啓一
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しだ けいいち
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渡すだけのサヨコ。
関根夏の一年先輩。硬式テニス部所属。浅井光の幼なじみ。夏にサヨコを継承し、謎めいたメッセージ「図書室の海をよろしく」を残す。 |
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学園祭実行委員長。
早起き人間で朝のジョギングを日課としている。一見細面で繊細な印象を与えるが、その内側に強靭なものを感じさせる少年。兄も過去に学園祭実行委員長だった。秋と共にサヨコ伝説の謎を追いかける。 学園祭での上演直前に彼が誇らしくも晴れやかに本作の上演タイトルを告げるところが、個人的には一番の泣きのツボ。この静かなる情熱と矜持は、何度読んでも目頭を熱くさせてくれる。 |
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3年10組。写真部所属。
恵まれた体躯に端正な顔だち。ふちなし眼鏡。成績は優秀で全国模試で30位に入る程。スポーツも得意。感情も安定しているとても大人びた生徒だが、部室でこっそり喫煙する程度の子供っぽさは持ち合わせている。常に観察者を自負。自らが当事者になることには躇いを持つ。自分の傲慢さ、小心さ、薄情さが他人に知られることを実は恐れている。 関根家はこの地方では良く知られた旧家。父も祖父も裁判官。親類縁者にも法曹界関係者が多い。唐沢由紀夫とは小中高一緒で。高校では3年同じクラス。家も近所。 六番目の小夜子(その3)。兄と姉も関係していたことから、サヨコ伝説の解明に積極的に乗り出していく。入院のためリタイアを余儀なくされた加藤から鍵を譲られ、サヨコを継ぐことになるが、持ち前の傍観者気質からか、津村沙世子との対決を避けてしまう。 津村沙世子は対等の知性を持つ友人として認めてはいるが、異性として愛情を感じているような雰囲気は感じられない。結局沙世子と二人揃ってT大合格。今後に期待か。 年末あれだけの目にあっていながら呆気なくT大現役合格(たぶん文I)。輝かしい未来と可能性が彼にはあるのか。 |
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三番目の小夜子。関根秋の兄。秋より九つ年上。
実質的に伝説のサヨコを定着させたのは彼の功績に負うところが大きい。本編では彼の名前は明らかにされていないが、『象と耳鳴り』より名前は拝借した。1999年には検事になっている。『puzzle』でも登場した。 |
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この年配の男性には珍しい大柄な体格。明治の文豪のようなレンズの小さい丸眼鏡をかけている。判事として多忙な毎日を過ごしており滅多に家には帰らない。つかみどころが無いくせに存在感があり周囲の人望を集めている。甘いものが大好物。
余談だが『象と耳鳴り』ではこの多佳雄パパが大活躍である。未読の方は是非とも読むべし。 |
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渡すだけの小夜子。関根秋の姉。兄、弟と同様に好奇心の強いバイタリティに溢れたキャラクターだったらしい。彼女も本編では名前は明らかにされていないが、同様に『象と耳鳴り』より名前は拝借した。1999年では弁護士として活躍している。
五番目の小夜子に鍵を渡していると推測されるが、しかしこれでは春との年歳差が五年になってしまい、『象と耳鳴り』の二歳違いという記述と食い違う。ひょっとしたら彼女が鍵を渡したのは四番目の小夜子だったのかもしれない(ま、別の作品なんだから目くじら立ててもしょうがないか)。 硬式テニス部所属。演劇部もかけもち。なっちゃん。優秀な頭脳と好奇心を持ち合わせる。この年頃の娘ならばうぬぼれても許される程度のものは持っている。いささかバランス取れすぎており、客観的な視点を持ちすぎる。 志田啓一から鍵を託され渡すだけのサヨコとなる。 |
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関根秋の母。末っ子の秋を溺愛している。小柄な女性。多佳雄もこの妻には頭があがらない。
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沢木容子の彼氏。バスケ部所属。
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数学教師。
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3年10組。転校生。父の仕事の都合で神戸の進学校N高から転校。
脚も腕もすらりと長く、流れるような漆黒の黒髪、きめの細かい色白の肌、文句無しの美人でありながら、美人特有の見られなれたスレた感じは無い。性格は人なつっこく、さっぱりしており男性的。編入試験はほぼ満点。学年最初の実力試験でも総合で2位。天は二物三物も与えてしまうものなのである。 家は市内でも一等地の高級マンションの3階。一人っ子。動物に異常に好かれてしまう特技あり。 六番目の小夜子(その2)。黒川(推定)に鍵を送られこの学校にやってきた。本来の継承手順を踏んでいない、いわばイレギュラーなサヨコだが、正統サヨコ(加藤)は脱落、後釜の秋は傍観を決め込んだ。学園祭の台本も彼女が書き(推定)、後継者も彼女が決定した。実質的には彼女が今年のサヨコであった判断してもいいだろう。 しかしこの津村沙世子ですら、二番目の小夜子(津村沙世子)に呼ばれた存在であり、より大きな「なにか」の意思を代行させられた感が強い。 |
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二番目の小夜子。美しく快活な転校生。学園祭で舞台『小夜子』の主役を見事射止めるが、学園祭を前にして事故死。享年十七歳。この年は結局『小夜子』は上演されなかった。 | |
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津村小夜子の父。電気メーカーの営業部長。中肉中背。少々中年太り。眼鏡をかけた温厚そうな人柄。顔立ちは整っているが、特に美男子という程ではなく強烈な個性を感じさせる程ではない。
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津村小夜子の母。美人というよりはかわいらしい。ほっそりとして全体に小作り。少女のようなあどけなさを残す。
沙世子の父とは大学のゼミが一緒で卒業後すぐ結婚。二年後に沙世子が生まれている。 |
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3年10組。バスケ部所属。まあちゃん。まあ。
静かでおっとりした印象。巫女的素質。同じバスケ部の唐沢由紀夫に想いを寄せていた。3年生で初めて同じクラスになり徐々に心の距離を近づけていく。地道にこつこつ勉強するタイプ。4月からは地元の国立大学に由紀夫と共に進学した。 |
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3年10組。柔道部所属。主将。
三の浜にある有名な料亭の跡取り息子。まん丸眼鏡をかけた小太りのひょうきんもの。左手の小指に赤い糸を巻いている。運命の人とは赤い糸と糸で結ばれていると信じている。妹が三人いる。一人は小学生。学園祭でうたごえ喫茶を提案。学園祭成功の立役者。 本筋とは絡まないバイプレーヤーながらこの存在感。学園小説としての本作の成功は彼がいてこそ。 |
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溝口祐一の妹。3人とも父親似らしい。
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溝口祐一の父。恰幅の良い体形。人好きのする笑顔。
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溝口祐一の母。和服の似合う日本的美人。
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美保
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みほ
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硬式テニス部。桜庭克哉が一年近くつきあっている同級生。最近うまくいっていないらしい。 | |
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3年の学年主任。
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バスケ部顧問。
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