NHK総合 毎週火曜日 2001/12/04〜25 23:00〜23:45 全4回
BS2 2002/1/01〜04 18:00〜18:45 全4回
脚本:飯野陽子 演出:松岡孝治 音楽:山下康介
恩田作品映像化第三弾は『光の帝国』。
『ネバーランド』のドラマ版を無かったことにしたいわたしとしては期待と共に不安も高まるところです。
今回も『ネバーランド』と同様に感想を書いていきます。
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惜しげもなく原作のネタバレを書いてます。くれぐれも注意してください。
原作本のスペック
原作本のレビュー
ついでにNHKの公式ページ
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はい始まりました。Dモードのアイキャッチ?続いて本編からいろいろフラッシュバック。ヘリのシーンは今後のカットですな。薫のアップ。続いてなぜか横浜へ。みなとみらい地区。メインキャラのカットインがあって本編に続く。
で、本編。朝の春田家。築30年。一戸建て。庭付き4LDK。最寄り駅から歩いて8分。春田貴世誌は41歳。食卓の家長席には里子が。小学三年の光紀。高校三年の記実子。そいでもって4歳の愛犬サブ。服装からして季節は夏っぽい。まだ学校がある時分だから、6月〜7月頃。 大学のシーン。里子ママが講義中。「次の世代に命をつなぐために、早急に種子を作ろうとして開花した」のくだりはさりげなくこの先の伏線。家事はあまり得意でなさそう。続いて貴世誌パパの説明。旅行関連のフリーライター。観光地の取材をしてガイドブックに原稿を書くこと。趣味は遺跡の発掘現場を歩いてまわること。 貴世誌、福島県喜多方市で取材中。ついでに訪れた遺跡発掘現場で脚立から落下。落下時に一枚撮影してますけど、これは意味無し?病院へ搬送される貴世誌。薄目開いてるよ。ここでタイトルバック。低予算だからなのか主題歌はありません。 危篤状態に陥った貴世誌。その瞬間通学途中の記実子は立ち眩み。突然脳裏に浮かぶ見知らぬ絵と、どこかのお城の天守閣。光紀にもなにやら覚醒の兆しが。一般人らしい里子は当然なにも察知せず。電話で呼び出され慌ただしく会津へ向かいます。新幹線で郡山へ、それから先は特急あいづで磐越西線へ。車内では家族三人の性格描写。意外としっかり者のようです>記実子。 病院に到着。あ、六角精児だ。どうやら貴世誌は無事らしく、奇跡的に何の損傷もないらしい。これも常野の力?父の無事を喜びつつも、病院であの絵を発見。更に窓の外に、見覚えのある城(鶴ケ城)を発見。動揺してしまう記実子だが、里子から「気持ちが高ぶってる」んだと諭されひとまず納得。その一方で光紀は能力に開眼した様子。時刻表を瞬時に暗記。余計な突っ込みだが、この会津坂上って駅は架空っぽい。 出ましたツル先生一味。どこかの山奥なんだが、何語で喋ってるのでしょう。常野L地点って、ここは常野ですか!!白髪の司馬遼太郎似のじいさんがツル先生。うわ、イメージかなり違うんですけど。洋装にハイソックスが眩しい。脇を固めるのは赤(遠耳)と青(遠目)。水盤に顔を突っ込んで、新たな覚醒者の存在を告げる遠耳。記実子と光紀の事を報告。記実子の能力は、彼らが待ちわびたもので、100年振りに顕現したものらしい。常野の能力は本当は20歳以降に目覚めるのが望ましいのだが、父親が危篤状態に陥ったことで早期にトリガーが引かれてしまったらしい。喜ぶ遠耳と遠目に対して、早すぎる目覚めには死の危険つきまとうことを警告するツル先生。 突っ込んどかないとイケナイ部分だと思うので、突っ込んどきますが、目立ちすぎ>ツル先生。目立たず、ひっそりと暮らすのが常野のモットーだったような。こんな怪しい人たちが山間に潜んでいたら絶対噂になってる……。 春田家。貴世誌はもう復調して帰宅している。いつもの朝が帰ってきたように見えつつも、漢和辞典を読みふける光紀の姿が微妙に不協和音。案の定光紀は学校の漢字テストで大ブレイク。やたらキャラの濃い担任教師に目を付けられてしまう。ここは貴世誌パパの大技、ソファで土下座でなんとか回避。貴世誌はようやく光紀の覚醒に気付いた模様。能力をひけらかさないよう、河原でこんこんと光紀に説くものの、あんまり効果無い様子。貴世誌の家系は代々どうでもいいような能力しか出なかったらしい。光紀の能力「しまう」はエリートの家に本来出るべき力。ちなみに貴世誌パパの力は「犬と話せる」力だって。いいなあそれ。つまりサブとはホントに会話してるんですね。 一方、記実子は幼なじみの泰彦のバイト先(登山用品店)を訪問。どうやら誕生日らしい泰彦になぜかクワガタをプレゼント。泰彦→幼なじみ、彼女なし、ちょっと好きかも、なんて基礎設定をわかりやすく説明。その帰り道に今度は事故を起こして炎上する軽トラの幻を見てしまい、当然の流れとして翌日それは現実に。気に病む記実子に泰彦はデジャブなのではとアドバイス。 ツル先生一味が再登場。どこぞの温泉を調査中。組合長って誰だ?請負で湯本の調査でもしているのだろうか、この人たち。春田家を心配中。特に記実子のことは気になる模様。「失敗は許されんのだ」「薫の悲劇を繰り返してはならない」という辺りの台詞が意味深。東京行きを仄めかす。 横浜。薄暗い部屋。走るハムスター。プロジェクターにヘリの映像。なんだかすごそうなパソコンセット。皮のつなぎ。これ以上にないベタな雰囲気の中、薫登場。悪者役っぽいけど、元常野ってことでしょうか。気になります。「ハルタキミコ」の存在を既に感じ取っている様子。 で、当の記実子。苦悩する最中、新たな幻はなんと強盗犯による発砲シーン。泰彦の所へ向かうも不在。アパートを訪ねるも不在。あっさり中入れる仲なのね。でもここにもいません。仕方なくシーツに直接メッセージ(ひでえ)。里子にTelするも繋がらず。頼って貰えない男親って可哀想ですね。 大学では里子と高木先生のツーショット。因縁ありげですが、過去に何かあったのでしょうか。辰巳琢郎が演ってるくらいだから、ただの同僚役である筈はなく、やっぱりラスボス? ようやく泰彦に会えた記実子。シーツが一枚しかないのはいくらなんでも不味いぞ>泰彦。動揺する記実子を励ます泰彦。「俺は信じるよ」ってことで、和みシーンに突入。いいシーンなのかもしれないが、この安い夜空をなんとかしれって>NHK。一気に萎えます。お約束のように流れ星落とすのもやめれ〜。ネバーランドの悪夢を思い出してしまいます。 三度、ツル先生一味。テント生活してます。この紋章(地球に三ツ葉)は何?テントにまでマーキングされている。飯盒炊爨(うわ、こんな難しい字なのか)。優雅に横笛を奏でるツル先生。うっとりそれを見つめる遠目と遠耳。相変わらず妖しさ爆発していますが、気にせず先に行きましょう。 里子が額に飾った光紀の漢字テストを隠そうとする貴世誌。それ、犯人すぐばれるやん。眠れない記実子は起き出してきて光紀にも異変が起きていることを察知。父が何かを隠していることに不審を抱きます。翌朝、泰彦は不在。穂高へ行っているようだ。そして帰り道。悲鳴。銃声。強盗さんです。またしても予知的中。ショックを受けつつ呆然と立ちつくす記実子。以下次回。第2回「一族の力」へ。
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第二話です。こないだの説明から。苦悩する記実子の図。タイトルバック。第2回スタート。ちなみに、この回ビデオ撮りに失敗しておりまして、後半5分は伝聞情報のみで感想を書いております。ご承知おき下さいませ。
朝の春田家。元気ジュースと呼称される謎の液体を調合中の貴世誌パパ。ゴミ箱から光紀は週刊芸能ライフ(架空の雑誌。さすがはNHK)をピックアップ。記実子はずる休みのようで、里子がその理由をヒアリング中。みずからの能力に苦悩しはじめた記実子。里子は記実子の見る幻について科学的に解説。なんだかわからんうちに、安心した気分になっていく。 翌朝、登校中の記実子はまたしても幻を見てしまう。クマ?骸骨?なんだか幻を見てから現実化するまでのタームが早いなあ。いずれもどうということの無い事件だったので、開き直ってこの能力を楽しむことに割り切った記実子。 その一方で光紀は学校で大騒動を巻き起こし中。さすがに昼休みに「ナースセンターのぬれた制服」を朗読するのはNHK的に不味いです。再び呼び出しがかかったようで、とうとう里子にも知られてしまう。怒った里子ママは教育ママとしてのアイデンティティが芽生えた用で、「あなたにはまかせておけない」宣言発令。可哀想です>貴世誌パパ。ツル先生の危惧の通り、実験クンにされてしまう光紀。科学者の母親って怖いですね。 さすがに手に負えないと判断したのか、貴世誌パパは東北新幹線で東北へ(たぶん)。どうやって突き止めたのかはわからんですが、ツル先生の下へ。しかしあの時間に出発して、明るいうちに辿り着けるわけだから、ツル先生たちはそれほど山中奥深くに籠もっているわけではなさそうです。ツル先生の助言をありがたく拝聴する貴世誌パパ。二人の子供が目覚めたわけ。光紀にこれから起こりうる事態についての対応法、記実子の力の貴重さをつらつらと語られる。最後に「奥方にもはや隠しておく時ではないぞ」と言われてしょぼぼんとしてしまう貴世誌パパ。やっぱり怖いのか。 その一方で、里子は高木センセと昔語り。なんと里子ママも高木センセもかつては名だたる社交ダンサー(っていい方あるのか)だったのですね。驚きです。燦然と輝く「第36回関東大学社交ダンス選手権パンフレット」。何故高木センセはこんなものを今更持ち出してきたのでしょうか。アヤシイです。 去りゆく貴世誌を見送りつつ、東京へ旅立つ決意を固めるツル先生。喜ぶ赤い方。薫の事が未だに気になるらしい。記実子と同じ17歳で目覚めた薫。なにやら取り返しのつかない罪を犯したらしいのだが、真相が明らかになるのは次回あたりでしょうか。ここで、回想なんだか、現在なんだかわからん薫の保育園シーンが挿入。意味深です。 今度は模擬壁から落ちる泰彦の幻を見てしまった記実子。急いでかけつけたものの、落ちたのは隣の人。ちゃんと確保してなきゃ駄目じゃん>落ちた人。で、「翌日までに同じ場所で幻が現実になる」。少しずつ自らの力の性質に気付き始めた記実子。そもそも何故、こんな幻を見るのかという、根元的な原因についての疑惑を深めていく。家に帰ると危険な教育ママと化した里子が、光紀の集中力アップのためにに瞑想テントを導入。ホントに科学者なのかこの人(笑)。次いで帰ってきた貴世誌パパはビックリ仰天。やめさせようとしていつになく頑固に主張。思わず漏らした「一族」の一言を聞きとがめる記実子。疑惑は確信へと。 何してんだかわかんない薫のカットが入って、いきなり舞台は横浜、みなとみらい地区へ。久々の都会を堪能されるツル先生。赤と青も含め、ちゃんと都会仕様の服装に着換えてます。どうやら、バイトしにきている記実子と泰彦を追いかけてきたらしい。多摩地区からなにも横浜までバイトしにこなくてもいいと思うのだが、細かいこと突っ込むと嫌がられるのでこの程度に。んでもって夜。なんだかいい雰囲気です。泰彦クンそわそわ落ち着きません。スプリンクラーのハプニングに男性視聴者が喜んでいるところで、ちゅーシーン。愛ちゃんなかなかいい感じです。それを陰からみているおやじが3人。 余談ですが、夏のこの時期にみなとみらいのあの辺がこんなに空いていることはフツウあり得ません。さらに余談ですが、わたくし、以前まさしくこの場所で振られたことがあります。嫌なこと思い出させやがって(涙)。 へらへらと帰宅する記実子。横浜-多摩間は遠いようでいて、横浜線があるので意外と近いのです(って、車かも)。しかし春田家では光紀に異変が。失明の兆候に素早く対応する貴世誌パパ。お香に玉露という、常野的民間療法で見事に処置。父らしくない手際の良さに不審を募らせる記実子。 翌日、記実子に迫られた貴世誌はようやく事実を話すことに。超能力を持つ常野一族の流れを汲んでいること。力は、一人につき一つ。通常は20歳を過ぎた頃に目覚めるらしい。貴世誌パパは21歳の時。三代続いた「犬の言葉が判る能力」の家なのに何故??そして普通の人である里子は当然、能力は持たない。母にも真実を告げるべきだと諭す記実子。困惑する貴世誌。まあ、そりゃ言いにくいよね。 晩飯。鯖のピリ辛漬け。魚料理多いな>春田家。結局話せない貴世誌パパ。煮え切らない父にやきもちしながら、記実子は母の書斎で、母と謎の男のムフフなシーンの幻を見てしまう。ショックです。次の日、里子は一日自宅で仕事の日の様子。それとなく探りを入れる記実子。折悪しく、貴世誌は取材で翌日まで帰りません。 夕方。里子が自宅で一人。何故か手元にはコンクールのパンフが。なんと衝動に突き動かされて、ドレスアップしてしまう里子ママ。おいおいおい。呆然としている視聴者を置き去りにしつつ、ここはお約束通り、高木センセが来訪。これも普通来ないぞ。「先生はやっぱり赤が似合いますね」なんてしれっと、ドキドキワードを散りばめつつ、秘かに盛り上がっているところで記実子が帰宅。 プロ級の腕前を持ちながらダンスの道を断念した高木。それは原因不明の股関節の病気に罹病していたからなのだとか。思いっきり嘘クサイ弁明なのだが、よよっ、と来てしてしまった里子ママ。当然のごとく記実子が外でチェックしています。僅か4話の作品だから、無駄なエピソードは無いだろうと推定すると、この行動はやはりアヤシイよ>高木センセ。20歳過ぎて、なんらかの常野の能力が開眼したのではないかと想定。 貴世誌に諭されてツル先生に会いに行くことにした記実子。モノレールとJRを乗り継いでやはり目指すのは横浜か?ツル先生を待つ記実子の前に、遂に姿を現した薫。思わせぶりな台詞を残しつつ退場。今回は顔見せのみってこと?続いてツル先生現れて、薫の来訪に衝撃を受ける。自らの力に苦悩する記実子。以下次回。
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いきなり余談から入りますが。「ツル先生」って呼ばれる時のアクセントがヘンだよね。「鶴先生」なのかと常々思ってきましたが、ドラマ的には「都留先生」として呼ばれることの方が多いですね。微妙な違和感です。
何故かスポーツセンターでのツル先生との語らい。グラマラスな金髪お姉さんは常野とはあまり関係ないようです。改めて一族についてのレクチャーを受ける記実子。能力を隠して生きることに反発を隠せない。ツル先生の説得も今ひとつ効果を上げていない様子。赤いのと青いのが後ろでなにやら蠢いてますが、めんどくさいのでフォローしません。 自らの存在意義を見いだすことが出来ず、しょんぼりな記実子は泰彦を求めて件のバイト先へ。ここで衝撃的な事実が発覚。なんと泰彦には本命の彼女がいたらしい。ガックリと肩を落とす記実子の所にすごそうな車で薫登場。自分の力は「過去を知る力」であると説明。またしても安い夜空。とても萎えるのでいい加減やめて〜。 そんなわけで、薫と共に能力パワーアップ作戦に乗り出す記実子。学校で来週の試験問題を予想、続いていきなり競馬で万馬券を的中させてしまう。一攫千金を成し遂げた二人は早速祝杯を。で、またしても安っぽいレストランな描写。ロケするお金無かったのですね(涙)。競馬場では見るからに悪者です的な風貌の男たち(メガネ×??サングラス×?)が現れており、いよいよ敵対組織の登場か? 食事の後はショッピングタイム。ケチケチしません。続いてヘリでクルージングに出発。なんと薫が操縦してます。おいおい。新宿上空から、瞬間で横浜上空へ。ここで記実子は先日泰彦とここに来たときに何があったかをまるで思い出せない自分にショックを受ける。そんな記実子をよそに、「あたしと一緒に死んでくれない」→「嘘ぴょ〜ん」→「札束ばらまき」→「哄笑」とエキセントリックなキャラを発揮してみせる薫。でもどうもイマイチなのは役者のせいなのか、演出のせいなのか……。 ツル先生一行はどこかの屋上でアヤシクこの状況をウォッチ中。対峙する未来と過去に思いを馳せております。おそらくこの二人の対決、常野一族のこれからのあり方になんらかの影響を及ぼすのではないかと想像。 後ろめたく帰宅する記実子。里子ママには学生さんたちのお客さん。家族のアルバムに見慣れぬ写真を発見。静岡での二年間を完全に忘れてしまっている自分に愕然とする。自室で泰彦のケイタイを鳴らすものの反応無し。クロスオーヴァーして、記実子を案じるツル先生たち。このままでは能力を失ってしまう可能性があるらしい。 翌朝。泰彦のアパートを訪ねてみるとドアには鍵が。またしてもショックな記実子は薫に電話。あれ、ごくフツウに、地味に保母さんやってるんですね>薫。驚きです。 自宅では遂に貴世誌パパが自らの一族の秘密を告白。 「僕の祖先は常野一族という超能力を持った人たちなんだ」 ぽかーんとしてる里子ママ。まあ、そりゃそうだよな。とはいいながらも、それなりに事の次第を受け入れているあたり凄いです。フツウこんな話信じられません。 茫然自失の最中に光紀がダウン。呼吸してません。どうでもいいことだが、電話帳がシティページになっているのが細かいです。救急車で病身へ。昏睡状態の光紀。かけつけた記実子にも哀しそうに応じる里子ママ。貴世誌にもそっけないです。病院の屋上で記実子は父が秘密を母に告白したこと、そして虫干しに入った光紀が助かる確率は五分五分でしかないことを知る。 救いを求める記実子に対して「運命の隙間に未来がある。運命は既に決められたもの。未来は人間の知恵で変えられる可能性を秘めたもの」とツル先生はアドバイス。赤い方(遠耳)は聞く能力だけでなく、伝える方の能力まで持っているわけですね。結果、光紀は無事回復。ここらへん常野的能力の介在は感じ取れませんでしたが、家族の愛の力ってことでしょうか。ってことで家族の絆、復活な描写に続きます。ベタです。 大学に戻った里子ママは高木センセから今月いっぱいで退職する旨告げられます。実家の母親の介護が理由らしい。学内の査問委員会から調査されているのではという噂について聞いてみる里子ママ。「何やばいことやったの?」って、何やったんでしょうか。オキニの男子生徒を脅して貞操を奪ってみたり、気にくわない後輩の彼女にいやがらせしてみたりでもしてたのでしょうか(それは高木センパイ)。 おめかしして(ズルして買った服だ)泰彦の所へ赴く記実子。でもなんだか泰彦よそよそしいです。「横浜の観覧車でバイトした夜。何があったか。教えてくれないかな」、記実子の能力云々は置いといて、腰が引けてる男としてはこれは厳しい突っ込みです。「お前のこと彼女に出来ない」と、ここは男らしく素直に謝る泰彦。やっぱり本命が別にいるのか。もうひとひねり欲しいところなんだけどなあ。 当然記実子はしょんぼり。他にすがれる者もなく薫に電話。薫は謎のサングラス男×2に監視されてます(バレてるけど)。薫宅を訪問することになった記実子。横浜。港湾地区の倉庫街。「思い出なんか無い方が人は自由に生きられる」と語る薫を受け入れられない記実子。薫の接触を拒み部屋を出ていきます。 が、帰り道に襲撃を受ける薫のイメージが脳裏に浮かぶ記実子。って思う間もなく既に襲撃されてます。このタイミングで襲うってことは薫個人がターゲットなんだろうなあ。深手を負う薫はともかくとして、嗚呼っ、ハムスターが!非常ベルの音にビビって逃げる襲撃者(安いなあ)。ようやく記実子が駆けつけてきます。 負傷した薫は救急車を呼ぶことを拒否。いっそこのまま死んでしまった方がいいくらいな雰囲気です。ここで自らの力の目覚めについて語り始める薫。「一人でいるしか自分を守れなかった」というのはわかるんだけど、17歳モードの薫、ちょっと人にぶつかられすぎ。結局能力を活かして脅迫稼業に明け暮れていたツケで、襲撃を受けたらしい薫。すっかり死ぬ気のそぶりに「あたしが助けてあげる」となにやら自信ありげに返す記実子。泰彦の事を思い切れないまま、次回へ。
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最終回〜。瀕死の薫。何故かツル先生たち一行がすぐ傍に。薫を救う代償として、更に記憶を失うことと、未来を視る力を失う可能性を指摘する。それでもかまわないと告げる記実子は、家族にサヨナラしにいくのだが、何故かタイミング良く、庭で三人揃ってサブをグルーミング中な春田家。死にそうな薫をそのままに、横浜-多摩間を何分で往復したのかは謎。
再び薫の部屋。ん?薫がヤバイのは怪我のせいというよりは、精神的な問題なのか?心を閉ざしているらしい薫を救うため、身を賭してその原因となる過去の世界へ踏み込もうとする記実子。薫の精神世界。黒い球体を抱え込む薫。どうやらこれが薫の抱え込んでいる人々の暗い記憶の数々であるらしい。取り上げようとする記実子。割れる球体。 信じられない程センスの感じられない演出 ですが、とにかく薫は助かったようです。 目覚めた記実子は自宅に搬送されていた。薫は助かり、しばらく常野で暮らすことに。しかし記実子の記憶は戻らないまま。断片的に何かが爆発炎上するシーンを幻視するが、口に出せない。翌日?想いを吹っ切るために泰彦の家財道具をフリーマーケットに出してしまう記実子。なんだかそれなりに泰彦との決着は着いた模様。 一方、記実子の記憶を取り戻すため科学的なアプローチを続ける里子ママ。そこに登場する高木センセ。なんと業者からの収賄が発覚。ここに至り、ついに自らの出自を語り始める。「人の寿命がわかってしまう」能力を持つ高木センセ。この能力を持つものは40歳くらいまでしか生きられないそうで、常野の力に目覚めていない弟をひたすら案じている様子。記実子は常野一族の希望だと嬉しそうに語る高木センセ。「希望さえあれば人は生きていける。生き抜くことが出来るんです」って。なかなかいい表情です。でも、結局本筋には絡んでこないのね>この人。ラスボスだと思ってたのに……。これにて退場。お疲れさまでした。 さて、新調した赤いジャケットでお出かけの里子ママ。記実子の記憶を取り戻すためにとある研究室を訪ねることに。折悪しく外出中の記実子はかつての爆発の幻視が母に関わることであることを悟り衝撃を受ける。急遽春田家へ戻って、四人で作戦会議スタート。光紀の「しまう」パワーと、泰彦の(意外にも)明敏な推理力で見事に該当施設を突き止め、現地へ急行することに。なぜサブが同乗してるのか非常にムリがあるのですが、とりあえず突っ込まないでおきます。 光紀のアドバイスが裏目に出て、近道をしたつもりが通行止めに。しかし目指す研究所はすぐ近くらしい。が、目の前には急峻な崖が!半狂乱の記実子を後目に、冷静にワンボックスカーの中からクライミング装備を取り出す泰彦。ちゃんとメットも二人分。急速に萎えつつある筆者ですが、あと少しだがんばって見よう。無事に研究所の敷地に入った二人だったが、あまりに怪しい格好が災いしてガードマン(いきなり四人も!)に取り押さえられてしまう。進退窮まったところで、貴世誌パパの能力が遂に発揮されるときが来た。絶叫。「わお〜ん」。ああ、そうなのか。横田基地周辺のワンちゃん勢揃いで里子ママを助けるのか。見事だよNHK。それならアリだ。最終回に相応しい。今まで萎えててごめんなさい。そう思った矢先、走り始めるサブ。えっ、サブだけ?? そ、それならボソッと「サブ頼む」って呟けば良かったんじゃないの?間一髪危機を免れた里子。記実子と泰彦があれだけ苦労して降りた崖を、瞬間で降りてきている貴世誌パパと光紀ですが、もう突っ込む気にも……。無事を喜びあう一同。記実子にも記憶が戻ってきたらしいのだが、あまりの展開に呆然としている筆者はただ画面を虚しく見つめているだけだった(虚)。 エピローグ。常野を訪れた春田家。戻ってきた記憶についてツル先生に尋ねる記実子。ここで久々に原作キーワード「響く」が登場。そうだったのかあ。すっかり毒気の抜けた薫に対面して、草原で無邪気に戯れる子供たち。「子供たちは我らに使わされた希望の光だ」と語るツル先生。平和そのものの家族の食卓風景。記実子の独白「みんなで知恵を出せば未来だって変えられる」が入ってエンドロール。結局これがメインテーマでした>このお話。
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最後まで読んで下さりありがとうございました。